土中にめり込むような弾丸の持つ意味も知らずに、自分は男鹿CCでのゴルフを楽しんだ。
なぜ男鹿CCなのかと言うと、ここには夏頃に早朝プレイというのがあるからなのだった。
まだ薄暗い、やっと太陽が顔をのぞき出した頃にプレイは始まる。
我々の他には誰もいない。殆ど貸し切り状態である。
ゴルフを始めた頃、あまりに下手くそだったため、誰にも見られずにゴルフができる貸し切りゴルフをやってみたいと思った事があったが、それが実現している。
誰もいないゴルフは最高に気持ちいい。
自分の下手くそなゴルフを、誰に見られることもなく楽しめる。これは実に爽快な気分であった。
それに、日中のゴルフの遅延プレイには辟易していた。
誰もがプロのプレイヤーのように悠然とゴルフをしている。
ミスショットをしても走らない。クラブも持たずにボール付近に行き、それからゆっくりとクラブを取りに戻る。
そういう多くのプレイヤー達を見ているとムカムカしてしまう。
クラブは3〜4本も持って走れ!と言いたい。お前はプロじゃないんだから、自分の力量に合わせたゴルフをしろ!とも言いたい。
下手は下手なりの精一杯のゴルフをしてくれたのなら、何の文句もないのだが、そういうゴルファーは滅多にいない。
まあ、決して安くないプレイ料金を払って遊ぶのだから、どう遊ぼうと当人の勝手と言えば勝手。
そう理解するから、我々は男鹿CCの早朝プレイを選んだ。
50才でゴルフを始めて、2年目は殆どこの男鹿CCの早朝プレイのお世話になったのである。
相変わらず、練習はプレイ日以外は毎日。雨の日も風の日も、それこそ雪の降る日も吹雪く日も、であった。




重要:当サイト上の写真及び文章の転載・複製・転用・電子的加工は一切認められません。詳しくは下記をご覧下さい。